おばさんぶろぐ2
おばさんがこんなことを書いていた。
ネット上には言い方が悪いというだけで内容を「棚上げ」して反発する人もいるということを考えると、つまらん人からつまらん因縁をつけられがちだろうなぁ
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20080524/1211612451
確かにつまらん人は存在する。驚くほどに。
例えば、「あなたの言っていることは正論かもしれないが、言い方が悪く、相手に強要しているから、反発されて素直に聞けない。いくら正しいことを言っていても、相手に伝わるように言わないと意味がない。頭では理解できても気持ちで理解できない。伝わるように相手が聞き入れやすい言い方をしないと」みたいなね。
「お前の脳の中はお花畑か、ド阿呆」とか、おばさんならたぶん言うでしょう。
これはつまり「厳しい言い方だと素直に聞けないだろ。わかって欲しかったら優しくおだてながら説明しろよ」という話でしょ。
どこまで甘えてるんだよ。
「私は幼稚園児みたいなもんなんだから、お前は保母さんのように優しくしろよ」と言われている感じだと、おばさんは思っていることでしょう。
なにしろ「相手の主張に従うのは言いくるめられているみたいでプライドが許さなくて嫌だから、反論はしてみたいんだけど、頭が悪いから考えられないからとりあえず反発してみました」ということ以外は、何も言っていないに等しいです。
「実際に相手を説得できないから、その方法論を提示しているんだ」という人もいるでしょうが、それも無意味です。
何故なら、莫迦の考えることなど、ほとんどは頭の良い人もとっくに考えていますから。
ネットというのは、一対一のコミュニケーションツールのように働いていながら、実際には主観的には一対多のコミュニケーションです。
メールや電話のようにマンツーマンで対話者だけに話をするのであれば、対話者に理解をさせることが過半を占める重要な目的であり、幼稚園児のような莫迦に理解させるために、保母さんのように忍耐強く教えるかもしれません。
しかし、マンツーマンのように見えながら、ウェブ上で対話者に説明するのは、その説明する姿を見ている第三者が存在します。
そのとき、対話者に理解をさせるという目的は、重要な一つに過ぎず、ほとんど唯一で目的の大部分を占めるほどのウェートというわけではないのです。
まして、金をもらって仕事として説明するわけでもないのに、なんで第一次反抗期のような反発をする餓鬼んちょに忍耐強く優しくやる気を出させながら説明してくれることを、相手が当然してくれることかのように要求するかのように主張するのでしょう。
相手の主張に賛同できないのならば、どう賛同できないのかを説明すればいいのであって、反論する頭がないし、賛同をするのも癪だから言い方にケチをつけるような、身体は大人で頭脳は子供の莫迦に、おだてながら理解してもらっても、得することなど一つもないことは明白です。
莫迦でありながらプライドだけは肥大化しているような豚をおだてて木に登ってもらっても、おばさんは一つも得しないのです。
そんなコストパフォーマンスの悪いことなど、頭の良い人がするはずもないでしょ。
だから、莫迦な豚をおだてて木に登らせる方法論を提示したって、無意味なのです。
おばさんが莫迦との対話を試みるとき、それがメールでない限りは、対話者である莫迦以外の第三者の目も意識しているから、やってられるのである。
そうでなければやってられんよ。