「はてな」での振る舞いを考え中

  
 はてなを使い出して一ヵ月半ぐらいになるのですが、不勉強で、未だに使い方が馴れません。
  
 さて、一昨日のタイトルにて、id:ululunさんのテクストで気になった「自己責任」という言葉の使われ方について書いたところ、ululunさんからトラックバックを貰いました。
 ■[ことば]自己責任という言葉について −ululunさん−煩悩是道場
 「自己責任」という言葉が、もし「覚悟が必要」とか「意識すべき」という話であったら、何も書くこともなかったと思います。ただ単に「自己責任」という言葉の使われ方の風潮が気になったからです。
 「はてなちゃん」のパンチラ画像の件については、関わってる方ファンの方には申し訳ないですが、全く興味がないのです。すみません。
 ただ、ネガティヴなコメントの生む問題というのは、やはり関心があります。
  
 まず「自己責任」の方を潰していきますと、まず私は「自己決定権」という考え方に批判的なので、それに伴う「自己責任」という考え方も取りません。ブクマコメントid:NOV1975さんの読みの通りの意図でした。
 もちろん「自己決定権」とは違う文脈での「責任を取る」という考え方は私も認めておりまして、そのうえで「自分が辛けりゃ、それが責任を取ったことになるの?」という問いでした。
 で、誰かに誤解をされるといけないので追加しますと、私は「被害を修復することが責任を取ること」とは書きましたが、ululunさんがid:km37さんに謝罪してパンツをもう一度あげてもらうことが責任の取り方だとか、そういう主張をしているわけではありません。本当にパンツはどうでもいいんです。いや、パンツは嫌いではないですけどね。でも、大の大人が小学生?のパンツで争っていて恥ずかしくないのか。高校生のパンツならともかく。
 部外者視点から見ますと、ululunさんの「愛しのはてなちゃんには純真でいて欲しかった」という好きなアイドルのヌードシーンに苦悩する姿が感じられます。「見たくなかった。みんなに見せて欲しくなかった。愛しのはてなちゃんが汚されていく」というね。発端に関わりがあるということで、その方向には行かせたくないという道筋を作る意識の中に、権利意識も内在されていたことでしょう。本人は否定していますが。それに対して「パンツを見せろ」というのと「はてなちゃんは、みんなに対して開かれているべき」という共有のリソースの自由さの担保を保護するという反発があった、と見えます。結果としてパンツの削除が、いじめ自殺のような効果を生み、「他の人の表現を規制できる権利があんのかよ」的な反響になっちゃって参ってる、というのが外部の一人から見た印象です。
 こんなのはどうしたって「なんでもありルール」+「自由競争」に落ち着くでしょう。ululunさんもその認識のようですが。
 そして、これほど「死ねばいいのに」とか「これはひどい」というタグやコメントが溢れている中で、「不快」が特別に酷いなんてどの口が言えるか、という話になるわけです。そう言ってる人がいるのを確認したわけではないですがね。
  
 私は相互応酬でやりあえる状態であるならば、批判は自由で仕方がないと思っています。「なんでもありルール」+「自由競争」に落ち着かざるを得ないわけですから。ただ反論権は確保したい。それはゲームにおけるルールとしてね。
 ただこの「はてブコメント」というのは、棄て台詞のようになりがちな側面が有ると思うのですよ。
 というのも、ネガティヴなコメントを付けられた側がそれに同じ場で反論しようとすると、セルフブックマークをつけなきゃならない。まず私のようにブックマークを使わない人間は弾かれますし、セルフブックマークって恥ずかしくないですか?
 新たにエントリーを起こして反論しても、そのブックマークのページとリンクされてないので反論していることにも気付かれず、結局セルフブックマークでURLを貼る必要があって、反論がしにくい仕様になっています。もちろんはてブを使わないのは私の勝手なんですけどね。
  
 また、コメントつける側(批評家)とつけられる側(作家)では、つけられるべき元になるテクストや画像をかく分だけ、作家の方が労力をかけているにもかかわらず、批評家の方が上からの視線で評価を下すことになるわけです。パンツを描くのに一時間かかっても、「不快」とは一秒でタイプできる。
 しかも批評家の方が作家よりも能力が高ければ問題ないのですが、たいていの場合はそういうわけでもないのです。
 ネガティヴなコメントを付ける人間というのは、それに反論された場合に、どれだけ尻拭うつもりがあるのか? あるいは糞したらしっ放しなのか? だとしたらイッチョカミの荒らしと何が違うのか?
  
 で、私としては、ネガティヴコメントを「枯れ木」だと思っています。邪魔臭いし、時には火事を起こす。しかし山の賑わいでもある。腐れば肥料ぐらいにならないかなぁ、と。
 だから、どう考えても誤読だよなぁ、と思っても、まぁお互い様と言うことで気が向かない限り放っておこうと考えているわけです。
 それはただ単に、反論する手段がなかったり、手間をかけてまでする必要がないから放っておくだけなので、せっかく批判してやったのに反論もないのか、と思う人がいましたら、ブクマコメントで批判した内容を、そのまま本文コメント欄にもコピペしてやってください。
 トラックバックについても、批判があるとしても「わざわざ反論をするのも無粋かなぁ」と思って返事をしないことがほとんどですので、せっかく違う見解を示したのに反論もないのか、と思う人がいましたら、本文コメント欄にも「反論があるなら待ってるぜ」みたいなのをお手数ですがくれるとありがたいです。
 逆に気が向かない限り放っておこうと考えていますので、見下したネガティヴコメントをしたいけど、反論されたらかなわんという人は、はてブコメントだけで済ませておくのがお奨めです。
  
 あと、私は他人のウェブログトラックバックを貼るのは、なんか他人様の庭で客引きをやっているような気がして、ほとんどやっていないのですが、批判のときなどは特に、トラックバックしないと、相手がリンク元を調べない限り気が付かない可能性もあるので、するべきなのかなぁ? などと考え中です。すべきなんでしょうね。そのうち、遠からず、するようにしましょう。
 内容もなくグダグダな感じですね。最後まで読んだ方がいらっしゃったら、お疲れ様でした。
  
  
 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/takisawa/20061202%231164992916

  • 2006年12月04日 lovecall lovecall ○┓ >俺が愛してるっちゅーの。  Σ  あっ、あまりドキドキさせないでくださいっ!

  
 あかん。ネタじゃなくてマジで惚れてしまいそうです。お願いですからそっちこそ、もう勝手に人の夢に出てこないでください。困ってます。