大野さんとお会いしました

  
 absolutewebのOhno blogを書いていらっしゃる大野さんとお会いしました。
 つーか、若けー。おばさんでルックスにコンプレックスがあるとか書いてるのに、どう見ても三十代の可愛い女性でした。偽者ぢゃないかと疑っています。
 どんな想像をしてたんだ、という話になりそうですが、フェミニストというと気の強そうな神経質っぽいタイプだろうか、などと怯えていたら、全く逆な柔和な感じの男性に可愛がられそうなタイプの女性で、しかもやたらと童顔なので、おかげで待ち合わせ場所で近くにいながらわからずに若干すれ違っていました。おかしいなぁ、こっちは竹野内豊だと教えてあったのに。なんで大野さんは気づかなかったんだろう? ああ、待ってる私を本物の竹野内豊だと思ったんだな。きっとそおだ。
 六時ちょっと前から十一時半頃までの五時間半もお付き合いいただきまして、それもあっと言う間の楽しい時間をすごさせていただきました。
 お酒好きな大野さんに、下戸の私ですから、その意味ではつまらなかったと思いますが、こっちも素面で酔ってるような人間なんで、それで勘弁いただけたらと思っております。
  
 私と大野さんは、お互いに「大野さん」「瀧澤さん」と呼びかけるので問題ないのですが、あと「古澤さん」や「ショータ」ぐらいはいいんですけど、話の中に「ともむーんさん」とか「烏蛇さん」とか「びーせいそーさん」と出てくるたびに、ちょっと周囲を気にしてしまいました。ハンドルってやつは……
 普通の会話の中に出てくる、名前系ではないハンドルというのは、どうにも居心地が悪いものですね。途中から「ともむーんさん」は「トメさん」に変えたからいいんですけど。
  
 話題としては主に、私の純愛童貞道についてと、私のウェブログや文章の書き方についてと、本を読まない私の思想的バックボーンの話と、大野さんによる「瀧澤の文章はどうして女性のヒステリーのツボを刺激し、反感を買うのか?」という講義でした。
 こうしてみると、ほとんどが私に関する話題だったような気がしますが、このあたりが童貞クオリティ。
 私について、いろいろ見抜かれていたり、見抜かれてなかった部分を正直に話したり、丸裸にされてしまいました。おかげで店員さんに「店内で脱がないでください」と怒られました。
  
 あと、大野さんに「純粋ですね」「純粋な方なんですね」と言われるたびに、頭の中で「童貞ですね」「童貞っぽいですね」と変換されていました。物は言いようですよね。
  
 大野さんにお会いすると書いたところ、何人かの人に羨ましがられたのでもう少し自慢すると、著作の本にサインをいただきました。いいだろー。
 かなり酒の入ったときに書いていただいたので、けっこう下手な字でフルネームを書いていただきました。大切にします。