書店は生き残ることが出来るのか?

  
 とある美女から写メールが送られてきた。
 期待して開けてみると、氷川きよしとWaTの小池徹平が眼鏡をかけたものでした。
 「私の待ち受け」
 この人は、眼鏡男子好きなのです。
 「シャープなインテリ顔が好き」と昔から言ってました。
 ふざけたことにこの人、「私、自分よりも頭の良い人の話を聞くのが凄く好き」とかのたまうのですが、残念ながら私は、この人よりも頭の良い人を見たことがありません。
 昔、世界最長寿だった泉重千代が、好みの女性のタイプについて「年上の人」と答えた冗談と同じ構図です。
  
 私も、その紅白の場面はリアルタイムではないけれど見ているのですが、その待ち受け画面ではウエンツがトリミングで切られていたのが印象的でした。
 で、この腐女子、以前に「メガネ男子」とかいう本を発売前から楽しみにしておりました。
「表紙なんかも、もう最高!」なんて思いつつ、amazonで「絶対に予約しよう」とか思いつつ、なんとなく予約をしないままに発売日になりました。
 で、発売日が来てしまったので住んでいる地方都市の一番大きな書店に行って中をパラ見したところ 「なんじゃこら?」
 表紙と中身が全然違う。らしい。
 表紙は好みのタイプのイケメンのメガネ男子なのに、中身はおぎやはぎだった。「うわっ予約しなくて良かった」と彼女は街中の書店で叫んだそうです。
  
 私自身は、本のほとんどはamazonで購入していて、ほとんど本屋に行かなくなってまして、実際、書店って必要ないんですよね。
 私はまた風呂の中で本を読んだりするのですが、そのための本はブックオフで買ってくるので、私にとってamazonブックオフさえあれば特に問題はないわけです。
 あとは、年に数回ほど週刊誌を買うので、週刊誌が買えるコンビニがあればいい。
 書店で買う時と、ネットで買う時の、配送のためのタイムラグは一日二日程度で、大概書店は品揃えではamazonに大きく負けるわけですし、同じく取り寄せであったとしても、書店での対人手続きに比べて、ネット通販の楽なこと楽なこと。
 必要がないんですね。本屋。
 どんどんと潰れていくんじゃないかな?
  
 ずっとそう思っていたんですが、先の「メガネ男子」の話を聞いて、なるほど書店にも利点があったな、などと考えたのですが、しかし彼女、結局その本、買わなかったんですよね。
 やっぱり本屋は、どんどん潰れていくかもしれない。