朝から不快な出来事
満員電車のストレスからやっと解放されてすぐに煙草に火を点けて一服。くうぅ〜、たまらん。格別だね。
するとすぐに後ろから叫び声が聞こえた。
「ちょっと! 気を付けてください!」とか言ってんの。
俺に言ってるから何かと思ったら、全然たいした話じゃなくて、俺の煙草の火が子供の顔に当たりそうで危ないというクレームだ。
「子供の顔に当たった」というならわかるが、当たってもないのに文句を言ってくる神経がわからない。何も被害はないのに激怒するとか有り得ないでしょ?
しかも、子供が嫌なら子供が言ってくるでしょ。なんで本人でもない母親が言ってくるわけ? 「はぁ?」ってカンジじゃん。
結局さ、女というのは、権利とかそういう言葉に甘やかされていてさ、なんにでも文句をつければいいとか思ってるでしょ。
俺は女には優しくするしフェミニストのつもりだけどさ、こういうオバサンをみると、女からは人権を取り上げたほうが世の中良くなるんじゃないかって思うよ、ホント。
さすがの俺も頭にきたもんだから、このいちゃもんをつけてきたオバサンの顔に、煙草の煙を吹きかけてやった。
するとこのオバサン、またキーキーとヒステリーを起こしてるの。俺は別に暴力を振るったわけじゃないんだよ。
オバサンが騒ぐもんだから注目浴びちゃって、オバサンに「うるせー」って怒鳴ってその場を立ち去ろうとすると、いかにも元ガリ勉っぽい気の弱そうな奴がこっち見てるもんだから、そいつにも「なんか文句があるのか?」とちょっとだけ凄んでやったら、慌てて目を伏せてんの。ウケルよ、マジで。
俺に喧嘩を売るなんて百万光年早いよ。勉強ばっかしてたって何もわかってねーっていう典型だな。
どう考えたってさ、オバサンにはもちろん子供にだって被害はないしさ、俺が何かをやったわけでもないのに、せっかくの最高の喫煙タイムを邪魔されてイチャモンつけられた俺が被害者だよね。
煙草の煙が嫌いだっていう奴がいるけどさ、それなら俺だって、ブサイクな顔の奴は見たくないしさ、見たら不快になるわけじゃん。
なんでそっちが許されてるのに、煙草の煙は目の敵にされなきゃいけないのかがわからないよね。だったら車の排気ガスにも全部文句を言えよな。
どうも日本という国は頭がおかしくなってるんじゃないかな。